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INTERVIEW

わたしたちが才能を送り出す事務所の代表インタビューをご紹介します。

《AZUKARI提携事務所》有限会社グランディア 
代表取締役 谷口 賢太郎 氏

多様性の時代を生き抜く、
個性=長所を伸ばせる人材育成を。

プレイヤーと経営者の二刀流。
現役を続けることができる環境に感謝をしながら、
現場を体験するからこそ、見えてくるものがあると思っています。

大学時代にテレビのオーディション番組に出演したことがきかっけとなり、大手芸能事務所への所属が決まりました。モデル時代はまさか自分が事務所を始めるとは思っていませんでしたが、さまざまな出会いから今の事務所「グランディア」を始めることになります。
設立当初はショーモデルを中心に10名程度からのスタートでしたが、20年近く経った今では、おかげさまでファッションモデルに限らず、コマーシャルモデルやキッズのモデル、スポーツ選手やタレントなどさまざまなジャンルの人材約60名程度が所属する事務所となりました。

有難いことに私自身、現役のモデルとしてカメラの前に立たせていただいておりますが、時代と共に次のモデルたちへバトンを渡していこうという気持ちがあります。所属モデルからすれば、もう経営者=マネジメントに専念してよと思っているかもしれませんね(笑)ただ自分自身、撮影現場を体感することでわかること、見えてくるものもある。撮影の中でスタッフやクリエイター、クライアントの皆さんの感覚感性に触れることで、時代が何を求めているのかを目の当たりにできているように感じます。そしてそれをマネジメントに生かせることはとても貴重なチャンスなのではないかと。わたしだからこそできるアドバイスやマネジメント論は大切にしたい気持ちで、日々マネージャーや所属モデルと接しています。

所属モデルやタレントの“無限の可能性”。
支援できる喜びと未来を預かる使命感を
マネージャーと密に共有しています。

事務所を立ち上げて、一番嬉しいことはやはり所属のモデルやタレントに大きな仕事が決まったその局面に立ち会えることです。現役でもある自分だからこそ、仕事が決まる瞬間はいつも自分のことのように嬉しいですね。若い世代のモデルが入所してすぐのオーディションで大企業のキャンペーンが決まった時は、“無限の可能性”を支援できる喜びを感じたと同時に、その可能性と未来を預かる大きな使命感抱いたことを今でも鮮明に覚えています。

マネージャーはじめマネジメントを一緒にする社員とは、そういったニュースやモデル個々の変化を把握するために自発的にコミュニケーションを取るようにしています。やはり社員が一番所属モデルやタレントのことを間近で見て考えていると思うので、社員の意見は積極的に取り入れるよう心がけています。
所属するモデルやタレントたちとのコミュニケーションもやはり昔とは変わりましたね。昔は対面や電話が多かったように思いますが、今ではメールやLINEが主流。わたしもなるべく個々のやりやすさに合わせるようしていますが、それでもやはり、顔を合わせて話すことの大切さは時折実感します。
マネージャーやモデル自身の情熱に直に触れることで、逆に私の方がエネルギーをもらうことも少なくありません。そしてそんな時はいつも、彼らの成長、そして事務所の成長を見守れることが私の喜びだと感じています。

多様性の時代、伸ばしていくべきは「個性」=「長所」。
本人の持つ長所をブランドに変え、伸ばすサポートをする、
それが私たち事務所の役割だと思います。

時代の変化と共に、モデルやタレントの“ブランディングの在り方”も変化しているように思います。特に今の時代、事務所に所属して待っているだけで仕事は来ません。良くも悪くも個人が評価される時代だからこそ、SNSをはじめとしたオープンなツールで“自分の長所とは何か”、“自分が何者なのか”を表現していくことが大切だと感じます。
広告訴求において動画が主流となったこともまた、業界に大きな影響を及ぼしているように思います。一昔前の日本では、綺麗な(華奢な)男女が綺麗に爽やかにコマーシャルを飾ることが王道でした。もちろん日本に根付いた文化を考えるとそのマーケットがなくなることは決してありませんが、ネットをはじめさまざまなツールで世界の垣根がなくなりつつある今の時代、日本の芸能業界・エンタテイメント業界もさらにグローバルな視点でスタンダードを意識する必要があるように感じています。表現者であるモデルやタレントを抱える芸能業界・エンタテイメント業界の私たちが、社会の動きと敏感に捉え、体現していくことがますます重要な使命となりつつありますね。

多様性が重要視される今の時代だからこそ、伸ばしていくべきは「個性」=「長所」です。自分の長所を正確に知ること、そしてその長所をいかに伸ばしていけるか、その個性・長所をブランディングできるかが重要だと感じます。私たち事務所やマネジメントは、彼らの「長所」を発見し伸ばすサポートをしていく、いわば彼らの「ブランド」を認めてサポートしていく力が求められている。それぞれのモデルやタレントのブランドにあったマネジメントを提案し彼らのポテンシャルを存分に発揮すること、それがグランディアの目指す事務所の在り方でもあります。

グローバルな視点で活躍できる人材育成。
AZUKARI agentでは固定観念にとらわれず
才能発掘の機会を得られています。

わたしたちグランディアでは2012年にキッズ部門も設立しています。所属していた女性タレントのこどもとリアル親子配役したことがこの設立のきっかけでしたが、純粋で自然な魅力を持つこどもたちにエンタテインメントでのスキルに限らず、基礎的な教育等にも着目し、可能性を伸ばすサポートの場を提供したいと考えています。

先述の“グローバルな視点”という意味でもそうですが、今後はさらにアジア圏を中心に日本に限らず世界を舞台に活躍できる人材を育成していくことが目標でもあります。わたし自身がモデル全盛期の時代に、ミラノ・シンガポール・香港など世界から見た「エンタテイメント」はまさに“無限の可能性”を秘めていました。ひと昔前であれば、アジア人というだけでハードルがあった壁も、今では世界がアジアのエンタテインメントに注目をしているほどです。韓国を筆頭に、グローバルに活躍できる人材が年々増えてきています。

AZUKARI agentではそんなさまざまな年代・人種の人材を、固定観念に捉われず出会える点で魅力的だと思います。多様性の今の時代、エンタテイメント業界も同様に見た目だけで判断される時代ではなくなっていますよね。AZUKARI agentはそんなさまざまな人材の個性・長所を、第三者の視点から紹介してくれる画期的なサービスだと感じています。

アジアのエンタメ業界を一緒に底上げできるような、そんな事務所を目指していくには何が必要なのか。日々私も現場やモデルたちから学ぶことばかりですが、時代に置いていかれることのないよう、そして時代を牽引していけるような事務所づくりを、これからも大切な社員と所属モデルと共に邁進していきたいと思います。

有限会社グランディア

東京都港区にあるモデルエージェンシー。モデルの枠にとらわれず、タレント・俳優・スポーツ選手、そしてキッズからミドルエイジまで幅広いラインナップを誇る。グローバルに活躍できる人材育成と個の可能性を伸ばすマネージメントを目指している。

才能が最適な環境で
輝くことを願い、伴走します。

採用・契約までは無償で対応。プロダクションの信頼を請け負い、才能との出会いを叶えます。

AZUKARI COLUMN

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