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INTERVIEW

わたしたちが才能を送り出す事務所の代表インタビューをご紹介します。

《AZUKARI提携事務所》株式会社ブランシェ 
代表取締役 藤原 淳子 氏

どんな時代に置かれようとも、
モデル一人ひとりと向き合う時間を大切にしたい。

何にも染まれる「白」=ブランシェ。
所属するモデルにとってのキャンバスでありたい、
そんな想いから、事務所を立ち上げ13年目になります。

もともとファッションが好きで、スタイリストのアシスタントを経験したことがこの芸能業界・モデル業界を知るきっかけでもありました。ある日偶然、憧れのモデルがいる事務所のマネージャー募集を見つけて。応募し採用されたことが、わたしの30年近くなるマネージャー生命のはじまりです。

さまざまな経験をたくさんさせて頂き、ご縁から独立できることになり今の「株式会社ブランシェ」を設立しました。ブランシェの意味は、フランス語で「白」。何にも染まれる「白」はわたしの一番好きな色であり、所属するモデルたち一人ひとりの“カラー”が、事務所という真っ新なキャンバスに色をのせ事務所を一緒に創りあげてほしいという想いから、この「ブランシェ」を名付けました。おかげさまで今年2023年で設立13年目を迎え、今ではスタッフ数名と50名程のモデルのマネジメントを行なっています。

“時代”に左右されやすいこの業界だからこそ、
乗り越えようとするその渦中に、
新しい発見や可能性が隠されていると思います。

コロナ禍でリモートワークが主流となったことも手伝い、「モデル事務所」は業界で増えている傾向にあると聞きます。芸能事務所と違って、現場にも付いていくことの少ないモデルのマネジメントは、幸いにもPC1台あればスタートできるのも時代の流れですね。始める手軽さはありつつも、やはりマネジメントは一筋縄にいくものではなく、入れ替わりの激しいこの業界で、モデルもわたしたちも日々“時代”をとらえ、生き抜く力が問われているように思います。

リモートワークや直接的なコミュニケーションが減ったコロナ渦、精神的にも不安になるモデルといかに信頼関係を築いていくかが、わたしの課題でもありました。普段より会話することを意識し、その子の「今」を知ろうとすることで、今まで見えなかった新しい面を発見できたことは事務所にとってはもちろんのこと、わたし個人にとっても喜ばしいことでした。この時代だからこそ気づき、見つけることができた新たな可能性があったように思います。

どんなモデルと話す時もそうですが、モデルとしてどうなっていきたいか、どんなステージへ進んでいきたいか、この根底のすり合わせが一番重要であるように思います。この点をどこまで掘り下げ共有できているか、そして目指す道を二人三脚で歩んでいけるか、それがマネジメントの肝でもありますね。
特に今の時代、モデル業界と芸能業界の垣根はますますなくなってきていますし、モデルであってもマルチに活躍できることを求められ、モデル本人たちもまた、さまざまな仕事に挑戦していきたい気持ちが強くなってきていることも事実です。時代の変化とともに、他の業界とも共存共栄しながら、事務所も進化していかなければと日々感じています。

事務所選びはマッチング。
本人の持つ素材にあった土壌を見つけることこそが
活躍や成功の原点だと思います。

弊社は企業広告タイプのモデルが多く所属しており、その分野の仕事チャンスが多く存在しています。普段から新人発掘はWEBなどを中心に積極的に行なっていますが、新人を面接する際も、わたしたちが持つ仕事(与えることができる仕事)が、その子の目指すステージへとつながっているか、その点を常に意識し採用不採用を決めているように思います。事務所選びは“マッチング”なので、いくら素材が素晴らしいものでも、わたしたちの土壌に合わないと判断した場合は、泣く泣く、ですが、他の事務所をお薦めすることもあります。

モデル業界や芸能業界での人生は、どこの事務所に所属するかで大きく行き先が変わってきてしまう。“最初にどこに所属するか”は本当に重要だと思います。活躍しているタレントやモデルを裏側から見ると、やはりそこにはその子に合った環境と時代が用意されているよう感じます。
とはいえ、新人の頃は何が自分の才能かわからないもの。業界を目指したい子にとってみれば、学校説明会のようにパンフレットや説明会がない中で、自分に合う事務所を選ぶことは難しい。WEBやSNSの拡がりから情報を簡単に得られる中で、誰の言うことを信じて何を選ぶのか、業界を目指す子たちにとってその見極めがますます難しくなってきているようにも感じます。

見つけることよりも、育てることに時間を使えるように。
AZUKARI agentは人材供給の悩みを抱える事務所にとって
未来に役立つサービスだと思います。

WEBやSNSを中心にモデルたちの活躍の場が増え、業界を目指したい子が増えている傾向にある一方で、新しい人材の確保はどこの事務所も課題であるように思います。
わたしたちも普段から新人のスカウトはWEBを中心に積極的に行なってはいますが、良い素材を持った子はやはり色々な事務所に応募している場合も多いので、マッチングするチャンスは少なかったりする。ともあれば、せっかく選んだ事務所が合わなくて、堂々巡りの大事な最初の数年を無駄にしてしまうモデルも少なくありません。AZUKARI agentはこの“マッチング”という点を公平に、中立の立場で判断してくれるという点で今までになかったサービスだと感じています。

わたし自身、見つけることより“育てあげたい”気持ちを、事務所立ち上げ当時から強く持っています。モデルも一人の人間ですから、進む道で色々なことがあって当然。時に落ち込み、壁に阻まれることも少なくありません。それでも、どんな時も一緒に伴走できる存在であることがわたしの目指す事務所の姿です。
そしてわたしたち事務所が最も大切にしなければならない仕事が、この「マネジメント」です。ここに最大限のエネルギーを注ぐことこそが、事務所をより善くしていくこと、つまりは所属するモデルの満足度を高めることへ繋がると信じています。

所属するモデルが殻を破っていく瞬間、新しい世界を切り開いていく瞬間、その全てが愛おしく、一緒に歩む時間や経験がわたしの財産となっています。そんな貴重な時間や経験を共にできるモデルに囲まれて、本当にうれしく思う毎日です。

機械では絶対に代われない「マネジメント」。AZUKARI agentを利用することで、人材確保に頭を悩ませる時間を極力少なくし、このマネジメントに専念できることを改めて嬉しく思います。
人を育てるこの醍醐味をこれからも精一杯味わいながら、時代の変化に負けない事務所づくりをモデルと共に全うしていきたいと思います。

株式会社ブランシェ

東京都渋谷区にあるモデルエージェンシー。20代から50代のモデルがメインで活躍。経歴の長いモデルが多く幅広いジャンルで活動している。様々な企業広告のイメージを飾るモデルが多く所属することでも知られている。

才能が最適な環境で
輝くことを願い、伴走します。

採用・契約までは無償で対応。プロダクションの信頼を請け負い、才能との出会いを叶えます。

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